小売業の新卒採用試験で、筆記試験が課せられる場合には「計算問題を含む筆記試験」と「小論文タイプの筆記試験」があることは以前説明しました。
今回は小論文タイプの筆記試験について紹介!
小論文の形式
私が就活生のときに受けた小売企業では、
・字数→400または800字~1200字程度
・用紙→1~2枚
・時間→30・60分のいずれか
でした。
筆記試験と併せて小論文を書かせる企業では、400字程度で時間制限は30分くらいでした。
小論文のみを課す企業では、800~1200字程度で時間制限は60分でした。
時間が足りない、ということはどちらの企業でもなかったので心配はいらないと思います。
字数に関しては、決められた字数以内でコンパクトにまとめなければならないため、意外と苦労するかもしれません。
(800~1200字の場合には、最大文字数1200字の8割=960字以上は書くようにしましょう。あくまでも個人的な目安ですが…。)
内容がぐちゃぐちゃにならないためにも、書き始める前に、ある程度の構成・時間配分を決めてから書くようにしましょう!
(何度も消しゴムを使うと用紙が汚くなります…。出来るだけ用紙はキレイなまま提出を)
小論文のテーマ
小論文には大きくわけて「自分について」「小売業について」の2つのテーマがありました。
実際に「私が受けた・友人らが受けた」小論文のテーマを紹介していきます!
自分についてのテーマ
・あなたの人生の転機について教えて下さい
・今までの挫折経験を1つ挙げ、それをどう乗り越えたか?
・入社後の目標を教えてください
・あなたについて自由に表現してください
小売業についてのテーマ
・今後弊社が小売業界で生き残っていくにはどうすればいいか?
・弊社の弱点は?また、それをどう改善すべきか?
・人手不足という現状を踏まえ、あなたならその問題にどう取り組んでいくか書きなさい
・どうすれば顧客満足度を上げることができるか。あなたならどうするか、具体的に書きなさい。
といったことをテーマとして出題されました。自分自身についてのテーマであれば、比較的書きやすいと思います。
しかし、企業についてや業界についてなど、多少の知識がなければ書きにくいテーマも出題されます。
「本気で受かりたい!」という企業で小論文が課せられる場合には、事前に企業・小売業界について調べておきましょう!
小論文の書き方
基本的には、
・結論→理由→具体例(対策など)→まとめ(結論)
の書き方で大丈夫だと思います。
また、小論文を書く際には志望動機とリンクさせることも効果的です。
例えば「成長したい」といった主旨の志望動機を書いたなら、小論文の中にも「成長」というワードを入れると、より一貫性をもたせることができます。
志望動機や小論文、面接は別々のものではありません。全てつながっていると考えてください。
「一貫している」と思わせることも、採用試験では有利になります。自分の中の「軸」を決めておき、志望動機や小論文・面接で一貫性をもたせるようにするのもアリですよ(*・∀・*)
まとめ
小売業の新卒採用で小論文を課す場合には、内容もそうですが「論理的に考えられるかどうか」も見られています。
いくら素晴らしい内容でも、構成がめちゃくちゃでは評価も悪くなります。
本番は焦るかもしれません。なので、事前に時間を計りながら1度書いておくと、自分のペースが掴めると思います。
何事も事前準備が大事です。後悔しないためにも、しっかりと対策をしておきましょう(´・ω・`)
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(はっきり言って、この情報の差で就活の結果が変わります)
使えるものは使わないと損ですよ!