今回は「小売業に就職したいけど、自己PRを何て書けばいいかわからない…」
そんな就活生に向けて【小売業向けの自己PRの書き方】を例文付きで紹介していきます!
小売業に求められる能力
リクナビやマイナビなどの就活サイトを見ていると、必ず企業毎に「求める人物像」が明記されています。
特に小売業に関しては、ほとんど同じような「求める人物像」が書かれています。
この「求める人物像」に寄せた自己PRを書いていけば、必ず内定に近づける!
しっかりした自己PRを予め書いておけば、少し手直しをするだけで他の企業にも使い回せちゃいます(*・∀・*)
小売業の「求める人物像」には共通する3つの能力があり、基本的にはこの3つをベースに書けば、しっかりとした自己PRとなるはずです。
まずは1つずつ見ていきましょう。
小売業では挑戦・チャレンジ精神が大事
小売業は飽和状態。人口は減少し企業間の競争は激化するなかで生き残るには、新しいことに挑戦していく必要があります。
同じような店舗が展開され、同じような内装・売場では必ず客に飽きられてしまいます。
小売業は飽きられてしまえば、それで終わり。
飽きられないためにも、新しいことに挑戦していくチャレンジ精神が求められます。
就活で自己PRを書く際には、チャレンジ精神や挑戦といったことを盛り込むようにしましょう。
コミュニケーション能力
小売業では高校生アルバイトや60歳のおばさんなど、老若男女が働いています。
特に30~50代の女性、主婦の方が多く働いているので、自分よりも年上の人に指示を出して働く機会が非常に多い。
その人たちをどう巻き込んでいくか、といったことが大事になってきますし、その人たちをどうすればより自発的に働かせられるか、といったコミュニケーション能力も必要です。
従業員や客とのコミュニケーションは、必ずとらなければなりません。
アナタのコミュニケーション能力を、自己PRや志望動機にさりげなく盛り込むようにしましょう。
課題解決力
小売業では売上や人件費、利益など管理することがたくさんあります。
特に売上は最も重要な課題です。
競争が激しいなかでどのように売上をとるか、自らで課題を設定しそれを解決していく力が求められます。
(どの業界でも課題解決力は必須、、、)
従業員に問題があるのか、商品や売場に問題があるのか、または店舗の立地条件が悪いのか。
探せばいくらでも課題はあります。
この課題解決力を自己PRや志望動機に盛り込むのは1番難しい。
ですが身の回りにある些細なことでも、実は課題解決力アピールにつなげられますよ\(^^)/
小売業向けの自己PRの書き方
では上記のことを踏まえて、実際に自己PRを書いてみましょう。
結論→具体的な内容→苦労したこと→それをどう乗り越えたか
というような順で書くと、キレイにまとまります。
どんなエピソードでも構いません( ・∇・)
特別な成果は必要なし!普段していること、日常生活やアルバイト、授業やサークルなどにネタは隠れています!
多少は話を盛ってもいいので、成果から遡って書いてみましょう。
誰でもわかるようなウソハダメヨ
小売業向けの自己PR 例文1
常に挑戦する姿勢を大事にしています。私はスーパーで週3日アルバイトをしているのですが、その中で○○という商品の発注を任されました。最初は週間で5千円の売上しかなかったため、陳列方法や商品POPを変えてみたりと売るための工夫をしてみましたが、なかなか結果は出ませんでした。そんなある日、上司の方に「失敗してもいいから、思い切りやってみよう」とアドバイスを頂き、思いきって少量の陳列から大量陳列に変更してみました。すると今までにない売場のボリューム感がお客様の目を引き、週間で2万円を売上げ、当初の4倍にまで売上を上げることができました。この経験から、思いきって挑戦する楽しさや重要性に気づき、今でも挑戦する姿勢を大事にしています。
かなり極端な例文ですが、チャレンジ精神や挑戦をテーマに書いてみました。この例文の場合は成果が出ていますが、成果が出ていなくても問題ありません。その過程が大事なので、そこをもっと肉付けしていくと、必ず内定につながる最高の自己PRになるはず!
(例文は過程の話を短めにしてます。もっと具体的にしてやると最高の自己PRになります!)
小売業向けの自己PR 例文2
所属ゼミの学生の出席率を90%まで上げることができました。私の所属しているゼミは、当初出席率が悪く、半数も出席していないという悲惨な状況でした。「みんなとゼミに参加したい」という思いから、SNSなどで週3日以上連絡をとることから始め、何とか食事会を開催できることになり、そこでゼミに参加しなかった理由を友人らに聞いてみました。すると「卒業論文に対する不安からゼミに参加しにくかった」という悩みが原因だと判明しました。「私も不安だ」という悩みをお互いに共有し合うことで不安が緩和され、次第に出席率は高まり、最終的に出席率が90%にまで上がりました。貴社で働くなかでも、従業員の方とコミュニケーションを密にとり、不安や悩みを共有することで全員が働きやすい環境を目指していきたいです。
ゼミって卒業に必要な大学が多いので、出席率は普通に90%以上ありますよね。そこを敢えて利用し、さも「コミュニケーションを武器に難しいことを達成しました」的な感じで書いてみました。笑
コミュニケーション能力を自己PRに盛り込むと、面接でコミュニケーション能力を試されるので、もともと内気な性格の人にはオススメできない例文かも、、、
(コミュニケーションが苦手な人かどうかは、話せばすぐにわかります。隠しきれないので嘘はダメヨ)
小売業向けの自己PR 例文3
○○の授業で最高評価のAを獲得しました。恥ずかしい話なのですが、私は今までに授業で最高評価であるA評価を獲得したことがありませんでした。ですが○○授業の□□というところに興味を持ち、勉強していくうちにこの授業で最高評価のA評価を獲得したいと思うようになりました。内容が複雑で授業スピードが早いため、学んだことを習得できるか不安でしたが、1日に2回は復習するなど、自分なりに工夫しながら勉強を進めた結果、目標であったA評価を獲得することができました。就職しても常に目標を持ち続けることを忘れずに、働きたいと思います。
こちらはどの業界でも使える自己PRです。授業名と興味を持った部分の内容を変えるだけで、そこそこ内容のある自己PRになります。
まとめ~小売業向けの自己PRは書きやすい
自己PRを例文付きで紹介してきました。
そのまま使い回せるものもあれば、少し手を加えることで最高の自己PRになるものもあります。
「自己PRを書くのは難しそう…」という就活生は多いですが、実は簡単に作れちゃいます(´・ω・`)
小売業であれば、例文の内容で書類選考はほぼ通過できます。他の業界でも通用する自己PRなので、ぜひ参考にしてみてください!
(コピペはやめましょう。あくまでも参考に…。)
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内定者のESも見れるので、使えるものは使うべし!
私も就活生時代にお世話になりました。。。