新卒で小売業へ就職したいけど、大手に就職するべきか中小企業に就職するべきか迷っている…。就職したことのない就活生にとっては、なかなか解決しにくい問題かもしれませんね。
(大手に就職したかったけど、中小企業にしか受からなかった…という場合もあるかもしれません)
そこで今回は、小売業の大手企業or中小企業に就職した際のメリット・デメリットを紹介していきます。
小売業界の大手企業に就職するメリット・デメリットとは
小売業には数多くの大手企業があります。
覚えておいてほしいことは、「上場企業だからといって働きやすい環境だとは限らない」ということです。
大手ならではのメリット・デメリットがあることを忘れてはいけません。
【メリット】
メリットとしては、
- 給料は安定している
- 店舗数が多く経験できることも多い
- 福利厚生が充実している(ちゃんと使用できるかは別)
- 採用人数も多いため、そのぶん同期が多い
- すぐに潰れる心配がない
- 教育の場がしっかり設けられている
ということが挙げられます。
【デメリット】
デメリットとしては、
- 店舗が多いぶん転勤も多く、その範囲も幅広い
- 社員が多いため競争が激しい
- 人が多いぶん人間関係も複雑になりやすい
- 地域密着という観点でいえば中小に劣る
などが考えられます。
上場している大手企業であれば、ある程度の基盤があるので教育が充実しており、給料面も生活に困らない程度にはもらえるはずです。
ただ、規模が大きいため転勤の回数も多く、その移動範囲が広いのも特徴として挙げられます。(結婚を考えるなら後々大変かも)
「地元から離れたくないな…」という人にはデメリットになる可能性がありますね。
社員や従業員も多いため、人間関係が複雑になる場合もあります。
コンプライアンスの面では大手の方がしっかりしているので、中小よりも残業に関しては厳しく管理されるようになっています。
(全ての上場企業に当てはまるかは疑問ですが…)
中小企業に就職するメリット・デメリットとは
大手企業とは違い、中小企業に就職するメリット・デメリットとは何でしょうか?
中小企業と聞くと、「うーん、就職するにはどうなんだろう…」と敬遠しがちな就活生は多いかもしれませんね。
しかし、大手企業にはない魅力があるのも事実です。
【メリット】
まずはメリットから見ていきましょう。
- 転勤がない、または転勤があっても範囲が狭い
- 少人数のためアットホームな環境
- 従業員間のコミュニケーションはとりやすい
- 大手と比較すると扱う商品が少なく、仕事が覚えやすい
- 大手よりも売上が少ないぶん仕事量は少ない
- 地域性を熟知しているため地域からの支持は根強い
ただ、中小と言えども企業によりけり。転勤の範囲が狭いのはメリットでもありデメリットにもなり得ますね。
【デメリット】
デメリットとしては以下の通りです。
- 給与面では大手に敵わない
- 人が少ないゆえに激務になることも(人数と仕事量のバランスがつりあっていない)
- アットホームゆえに仕事のON・OFFがつけにくい
- 業界内の競争に生き残れるか
といったことが考えられます。
店舗展開の範囲が大手よりも小さいため、転勤がないor転勤の範囲が狭いことが挙げられます。(結婚を考えるなら大事なことですね)
少人数のためコミュニケーションもとりやすくアットホームな環境が多いですが、それゆえに仕事でON・OFFをつけにくい場面も。
給与面では大手に敵わず、業界でどう生き残っていくかも重要です。
ただ、人間関係や環境に慣れれば長年勤めらると思います。
まとめ~大手と中小どっちが良いの?
大手企業には独自の魅力があり、中小企業にも独自の強みがあります。
各都道府県を跨いで活躍したいか、より地域に密着して働きたいか…
もちろん企業によって特徴や強みは変わりますが、「自分が何を大事にしたいか」で企業選びも変わってきます。
企業の規模に惑わされることなく、自分がどうしたいかで考えるようにしましょう。
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